緊急事態宣言の期間中は、外部での活動のほとんどが
中止・延期になっていました。
予定していたテーマでの講義をフォローするため
通常とは別枠で出張講座開催です。
「膝痛予防・足の健康」と題して下半身を中心の講義です。
参加者の中にも膝に痛みを抱えている方は多く、
ニーズの高いテーマだと再確認。
最初にスタッフが個々に姿勢を確認し、
自分の特徴を理解してもらい、
それぞれ無理のない範囲でトレーニングをしていきます。
膝の構造と痛みの原因を説明。
仕組みを知ることで身体の動かし方も変ってきます。
姿勢、筋力低下、柔軟性の低下、体重の増加、と原因は様々ですが、
ご自身にあてはまる要因を知り、そこを意識することが大切です。
ちなみに。
体重が増えた時の膝への負担は、
歩くとき→体重の3倍
階段の登り降り→体重の6~7倍
と言われています。
体重が1、2kg増えただけで、
10kg以上の負担が膝にはかかっているんです。
積み重なると大きな負担になりますね。
続いてはトレーニング。
太ももやおしり、ふくらはぎを順にトレーニングしていきました。
体重に関しては、
日頃の生活で注意することができますが、
減らしたいのは脂肪です。
筋肉が落ちてしまっては膝を支えることが出来ないので、
筋肉量は減らさず脂肪を燃焼させることが大切です。
前回の講義以降、何か少しでも運動をしている方いますか?
と聞いてみたところ、
以前よりも数名、運動されている方がいました。
継続することは難しいことですが
こうして取り組む方が増えていたことも、
指導する側としては嬉しいことです。
こちらも継続。
毎回しっかりお伝えしていきます。