堤丘校区食生活推進会よりご依頼をいただき
堤丘公民館に出張講座開催!
「私達の健康は私達の手で!」
というアクティブなスローガンを掲げているだけあって
明るい雰囲気で出張講座スタートです。
テーマは「腰痛・膝痛予防」。
先日、定期でお邪魔している寿楽園でも腰痛を取り上げましたが
今回も解説しながらの運動となりました。
腰痛の85%が原因不明なものということで対応には注意が必要です。
不良姿勢や腰を支える筋力の低下、
体が硬くなっていることで痛みが起こりやすいと考えられます。
今回はこちらを重点的にトレーニングしていきます。
腰痛にならないためには良い姿勢を保つことが大切。
そのためには姿勢を維持するための筋肉トレーニングです。
皆さん普段は使わない筋肉を意識しながらのトレーニングです。
続いて膝痛について。
膝痛の原因には、加齢による姿勢の変化や
筋力や柔軟性の低下、体重の増加などがあります。
加齢による姿勢の変化は
・軟骨、半月板の劣化・摩耗
・骨の強度の低下
・筋力、バランスの低下 などによって起こります。
代表的な疾患に変形性膝関節症があります。
ここではO脚の度合いなど自分の脚の形を隣の人に見てもらいながらチェック。
(なかなか脚の形を人と比べることってないですよね。)
比べる必要はありませんが自分を知る良いきっかけになったようです。
ちなみに体重の増加による膝痛ですが、
体重が増えると膝にかかる負担は・・・
歩くときで体重の3倍、
階段の昇り降りで体重の6~7倍の負担がかかっています。
例えば体重60㎏の人は180~420㎏の負担が。
1kg増えただけでも階段の登り降りでは6kgの負担をかけていることになります。
このことからも体重が増えるとヒザへの負担が大幅に
増えることが分かります。
こうならないためにも正しいやり方でのストレッチや筋力トレーニングが必要ですね。
今後も普段の生活の中に少しでも取り入れていただき、
続けていくことで予防出来ることをお伝えして出張講座修了となりました。
多くの方からご質問いただき積極的な講座となりました。
次回のお話もご相談いただいたので今後も継続して取り組んでいきます。