寿楽園で定期的に開催しています出張講座。
今回は「膝痛予防」編です。
「膝痛」
膝の痛みの原因に加齢による変化があります。
・軟骨や半月板の劣化、摩耗
・骨の強度の低下
・筋力、バランスの低下 が挙げられます。
代表的な疾患に変形性膝関節症があります。
俗にいう「O脚」による痛みで、
男女比は1:4で女性に多いと言われています。
今回は自分の脚の形をチェック。
膝と膝の間が指3本分離れていたらO脚です。
変形性膝関節症は [姿勢の変化] からきます。
■背中が丸まり骨盤が傾く
■膝が曲がって外を向く
重心は後ろで小指側に重心がかかる
↓
膝の内側に体重がかかる といった感じです。
他には筋力の低下。
運動不足や加齢
↓
脚の筋力低下
↓
関節が不安定になる
↓
繰り返しの刺激により半月板や軟骨が磨り減っていく
といったことも考えられます。
他にも柔軟性の低下、体重の増加が考えられます。
体重が増えると膝にかかる負担は・・・
歩くときで体重の3倍、
階段の昇り降りで体重の6~7倍の負担がかかっています。
1kg増えただけでも階段の登り降りでは6kgの負担をかけていることになります。
このことからも体重が増えるとヒザへの負担が大幅に
増えることが分かります。
ここからはじっくりストレッチと筋力トレーニング。
皆さん膝痛で悩まれている方もいて
積極的に取り組んでおられました。
これからも長く付き合っていく体です。
少しでも健康に暮らせるよう継続してストレッチ、
筋力トレーニングをしていきましょう。