佐田整形外科

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講演・帯同報告
2019.10.17

<レポート>日本運動器理学療法学会学術大会

 

理学療法士安田が、岡山で開催された日本運動器理学療法学会学術大会に参加してきました。

 

 

今回は「発育・発達に合わせた運動指導の効果と課題」をテーマに発表を行いました。
当院で運営されているレベルアップスクール(レベスク)の中で評価表を作成、
計測した各データをまとめ、どのような傾向があったかをまとめました。

 

レベスクは運動が苦手な子どもを対象に週1回開催されている運動教室です。
小学校未満のプレゴールデンエイジ(PGA)と小学生のゴールデンエイジ(GA)に分かれ、
様々な要素を取り入れての運動能力向上を掲げて運営しています。

 

 

前屈や反復横跳びなど評価項目を使っての集計を行いましたが、
多くの項目で改善がみられるなか、PGAからGAに上がる際に
数値が「下がる」項目があることもわかってきました。

 

成長とともに身体は硬くなるとよく言われていますが、
今回の集計からPGA(平均4歳)とGA(平均8歳)という若い年代であっても、
約4年間の差で柔軟性が下がっていることが数値に表れています。
これは小学校高学年や、中・高ではその数値がさらに低下する可能性があることを示唆しています。
発達の著しい子ども達は、専門のスポーツのみを重視するのではなく、
動的なストレッチを兼ねたトレーニングを行うことが重要だということにつながります。 

 

それを行えるのがこのレベスクです。
今回発表した内容をメニューに反映させ、子ども達の運動能力の向上に活かしていきたいと思います。