理学療法士の片桐、黒木が広島で開催された
日本予防理学療法療法学会学術大会に参加してきました。
今回は口頭発表とポスター発表の二点です。
まず黒木はポスター発表。
「高校ラグビー選手におけるメディカルチェック」と題し、
ラグビーに於けるポジション毎のケガをする比率や、身体的特徴をまとめました。
今回対象とした学生さんは高校からラグビーを始めた選手が多く、
まだ体格が出来上がっていないことから、
ポジション別の数値では著しい結果が出なかったことが挙げられました。
片桐は「中学生の障害予防の取り組み」について。
児童数は減っているのに体育事故は増加していることや、
家庭用ゲームの普及なども体育事故増加の原因のひとつになっていることなど、
興味深い内容を取り上げていました。
他にも、中学生へのストレッチの指導方法として、
体育の授業にストレッチをメニューとして盛り込むことや、
直接理学療法士が見るよりも、普段から学生さんを見ている先生にレクチャーをするなど、
その場限りのストレッチだけでなく、どうやって生活の中にしっかりと盛り込んでいくか、
様々な視点からアプローチしていました。
普段、病院の中にいてばかりでは新しい情報を得ることは出来ませんし、
他の理学療法士の発表を聞くことはとても勉強になります。
今後も積極的に外部へ出向き、スキルアップを図っていきます。