整形外科冨重医師がアステラス製薬主催の
骨粗鬆症治療webセミナーに登壇。
当院の骨粗鬆症についての発表を行いました。
皆さんはご自身の「骨密度」をご存知でしょうか。
骨粗鬆症についてはまずご自身の骨密度を知る事が重要です。
しかし、日頃の生活で健康は意識していても骨密度を気にして生活している方は
あまり多くないのではないでしょうか。
当院があります福岡市城南区の人口は現在約12.5万人。
そのうち65歳以上の高齢者が占める割合は約25%となっています。
骨粗鬆症で通院されている患者さんの平均年齢は77.1歳。
このなかで当初から骨粗鬆症が気になって病院に来られた方は僅かで、
大半の方が骨折で受診され、その時に初めて骨密度が低い、
自分が骨粗鬆症の疑いがあると知ることがほとんどです。
治療には投薬や自己注射などの方法があります。
右は座長の山本教授
(福岡大学病院整形外科教授)
患者さんの中には骨折の治療が終わると通院が滞ってしまったり、
最近ではコロナ禍で通院が出来なかったり、
歯科との治療が重なってしまったり。
(※骨粗鬆症と歯科の治療には注意が必要で、抜歯の際に副作用が見られることがあります)
様々な理由で治療が継続できないこともありますが、
大切なのは現状を受け入れどう取り組んでいくかという
患者さんとご家族、医師の姿勢です。
当院でも骨密度検査を受けることができます。
また、冨重医師の診察で骨粗鬆症への対応も可能ですのでご相談ください。