リハビリで受診されている患者さんからお話をいただき
柏綾高校アーチェリー部に出張PTに行ってきました。
柏綾アーチェリー部は全国大会出場選手を輩出している強豪校です。
今回のテーマは「セルフコンディショニング」。
まずはアーチェリーで最も重要な肩まわりの可動域の確認。
生徒さんは肩甲骨を意識的に動かしながら自分の柔軟性を確認していました。
動的ストレッチでは意図的に身体を温め血流を増加させること、
動かしている部位を意識することをアドバイスしながら進めていきます。
ストレッチで多いのが、呼吸が止まっている人、多く見かけます。
意識して呼吸をすることも大切です。
筋力トレーニングでは肩、背中まわりを中心にトレーニング。
ここでも使っている筋肉を意識をしながら身体を動かすことを重点的に指導しました。
静的ストレッチの中で、
「ストレッチは歯みがきと同じ。食事をした後に必ず歯を磨くのと同じで、
運動をしたあとはしっかり静的ストレッチをして身体をリラックスさせる事が大事。」
といったアドバイスがありました。納得。
この機会を活かすため、練習後には生徒さんが積極的に質問に来られていました。
アーチェリーは特にメンタル面が結果に影響する競技です。
PTの片桐は指導中「いかに練習と試合で同じモードでいられるか」を話していました。
その為には練習で出来る限りの事をして本番に臨みましょうと。
片桐
「私も実際に弓を引かせてもらったり選手たちの訴えを聞く中で、
経験者と初心者の筋活動の違い、
訴える部位の違いが顕著であることに気付かされました。
当たり前の事ですが、
現場に行かなければ分からないことばかりですね。
一気にアーチェリーを好きになりました。」
今後も皆さんのお役に立てるよう関わっていけたらと思います。