整形外科の総合病院こどもからお年寄り、スポーツ選手まで
整形外科では首、肩、手、腰、股関節、膝、足などの様々なケガや病気を対象とし、こどもからお年寄り、スポーツ選手まで幅広い年齢層へ対応、一般的な整形から専門的疾患・外傷・リウマチ・スポーツ障害と全ての疾患への治療が可能です。
各部位毎に充実した専門外来が設けられていることも当院の特徴で、専門性の高い治療を提供いたします。
また、当院と同じ福岡市城南区にあります福岡大学病院など地域の中核病院との連携により、あらゆる症例に対応しています。
あわせてリハビリテーションは積極的に取り入れている治療のひとつ。
経験豊富な理学療法士が皆さんをサポートします。
気軽に来られる整形外科の総合病院を目指して、今後も診療に取り組んでいきます。
こんな症状でお困りの方
膝
膝の整形外科とは
膝の外科は、ひざ周囲のあらゆる疾患・外傷を対象としています。
年齢に伴っておこる変形性膝関節症、スポーツ活動や事故に伴う靭帯や半月板の損傷が代表的な疾患です。
膝の痛みや違和感などでお悩みの方はご相談ください。
当院の特徴
65 歳以上の高齢者が人口の 3 割占める日本の高齢化。
その多くは膝に痛みを抱えていると言われています。
当院では佐田院長による年間 100 件を超える手術、膝関節の可動域訓練や筋カトレーニングなど、術後の経過をサポートするリハビリ体制、普段の生活での負担を軽減させるためのインソール (中敷き) の導入と、患者さんそれぞれの復帰に向け、様々な角度から治療に取り組んでいます。
代表的疾患・症状
前十字靭帯損傷 ぜんじゅうじじんたい そんしょう |
スポーツ活動や交通事故などで、激しく膝をねじった時や、無理な力が急激にかかると 損傷します。 膝の痛み・腫れ・内出血や、膝が抜けるような不安定な感じが生じます。 |
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半月板損傷 はんげつばん そんしょう |
関節を動かす時や体重をかけた時に、強く痛みを感じます。 ひどい場合には膝を伸ばせなくなる、ロッキングという状態を生じるケースもあります。 |
変形性膝関節症 へんけいせい ひざかんせつしょう |
歩いたりしたときに痛みが生じますが、安静にしていれば痛みが軽減します。 進行すると痛みの頻度が多くなり、正座や階段の昇降が困難になります。 さらに放置をしますと、日常生活に支障が起こるほどの痛みになります。 女性に多くみられ、高齢者になるほど多くなる傾向があります。 |
腰
腰の整形外科とは
人口の約8割が一度は経験している腰痛。
腰痛にはぎっくり腰のような急性から、骨の変形からくる慢性的な痛み、炎症や感染、骨粗鬆症など、様々な原因があります。それとは別に原因が特定出来ない症状が多いのも腰痛の特徴です。
腰の中心にある脊椎は身体を支える重要なもので、いわゆる背骨のことを指しています。
脊椎の中には神経が通っており、この神経を脊髄 (せきずい) と言います。
腰の痛みは股関節とも関係しており、変形性股関節症 (へんけいせいこかんせつしょう) も疑われます。
腰の痛み、しびれなどでお悩みの方はご相談ください。
当院の特徴
当院では 2003 年に脊椎外来を開設。2009 年より現在の冨重医師が引き継ぎ治療にあたっています。
脊椎や脊髄を様々な原因で痛めてしまい、腰痛・手足がしびれる・歩きにくいなどの症状がある方を専門とする診療科です。
脊椎外来を中心に、患者さんの痛みの原因を出来る限り掘り下げ、生活に配慮した診察を心掛けています。
代表的疾患・症状
腰部脊柱管狭窄症 ようぶせきちゅうかん きょうさくしょう |
腰痛はあまり強くなく、安静時にはほとんど症状がありませんが、歩行時にふとももや膝から下にしびれや痛みなどの歩行障害が出現し、歩きづらくなります。進行すると下肢の力が低下し、肛門周囲のほてりや排尿障害が起きることもあります。 |
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腰椎椎間板ヘルニア ようつい ついかんばんへるにあ |
腰椎の椎間板の一部がはみ出し、神経を圧迫している状態です。 腰に痛みが起こり、下肢にしびれや痛みが拡散します。また、足に力が入りにくくなります。 |
腰椎変性すべり症 ようついへんせい すべりしょう |
背骨が前後にずれた状態で、様々な症状をきたす病気です。 腰部脊柱管狭窄症と同様な症状が発生し、腰痛や下肢の痛み、しびれが生じます。 |
足
⾜の整形外科とは
⾜の専⾨外来は、外反⺟趾・偏平⾜・変形性⾜関節症・⾜関節の捻挫やスポーツ障害など、多くの疾患を専⾨としている外来です。
主に、⾜⾸から⾜の指先までの、⾜の痛みや⾜のトラブルに対して、リハビリやインソールなどの保存治療と⼿術で治療をいたします。
⽇本⼈の⽣活様式の変化や⾼齢化社会、ウォーキングやマラソンなどスポーツの普及が進む中、⾜の痛みで悩まれている患者さんが数多くおられます。
⽇常⽣活やスポーツにおける、⽴つ・歩く・⾛るといった基本動作に対してお悩みの⽅はご相談ください。
当院の特徴
開業以来スポーツ整形を軸として歩んできた当院は、歩くことの⼤事さを⼦どもから⾼齢者・スポーツをされる⽅まで、幅広い年齢層の⽅に伝え続けています。
同じ福岡市城南区の福岡大学病院整形外科、吉村 一朗医師による大学の専門的な診療を受けることが可能です。受診の際紹介状は必要ありません。
代表的疾患・症状
外反⺟趾 がいはんぼし |
⾜の親指が⼈差し指のほうに「くの字」に曲がり、つけ根の関節の内側の突き出したところが痛みます。 この親指の曲がりがひどくなると、痛みと歩⾏障害が起き、 ⾜が変形して普通の靴が履きにくくなります。 |
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扁平⾜ へんぺいそく |
⼟踏まずを形成している内側のアーチが崩れ、⾜底が平らになる状態です。 重症化すると、しだいに変形が進み、つま先⽴ちがしにくくなります。 さらに進⾏すれば⾜が硬くなって歩⾏障害がおきます。 |
⾜関節捻挫 そくかんせつねんざ |
⾜⾸を内側にひねることで、⾜関節外側の靭帯が損傷します。 ⽇常⽣活やスポーツ活動中でも起きやすい症状ですが放置しがちです。 痛みが残存したり⾜関節が不安定になり再発などの後遺症を招くこともあります。 専⾨的な診断と治療を⾏い、早期に復帰できる取り組みが必要です。 |
変形性⾜関節症 へんけいせい そくかんせつしょう |
⾜⾸の軟⾻がすり減ることで、関節の炎症や変形が⽣じます。 ⾜⾸の関節に腫れが⽣じたり歩⾏時に痛みが⽣じることで、⽇常⽣活が⼤きく制限されます。 |
その他 ⾜関節外側靱帯損傷/⾜関節後⽅インピンジメント症候群/三⾓⾻障害/内反⼩趾/強剛⺟趾/アキレス腱障害/モートン病/フライバーグ病/踵骨骨折後遺症/有痛性外脛⾻/⾜根⾻癒合症/⾜底腱膜炎 |
肩
肩の整形外科とは
肩には、怪我、加齢、仕事、スポーツなどをきっかけに様々な症状が起こります。肩の構造は非常に複雑であり、診断や治療にはしっかりとした診察や検査が必要となります。肩は体重がかかる関節ではないため、歩行などの移動動作には影響ありません。そのため周囲の人に痛みやつらさが伝わりにくく、一人で悩んでいる方が多くいらっしゃいます。放置しているうちに悪化してしまっている方もいます。肩の症状の原因は多彩であるため、まずはしっかりとした診断と検査によって原因をつきとめることが大切になります。肩の症状で困った場合は放置せずに、早めの受診をおすすめします。
当院の特徴
同じ福岡市城南区の福岡大学病院整形外科、三宅 智医師による大学の専門的な診療を受けることが可能です。受診の際紹介状は必要ありません。
代表的疾患・症状
反復性 肩関節脱臼 はんぷくせい かたかんせつ だっきゅう |
肩関節の脱臼は、ラグビー、アメフト、柔道などのコンタクトスポーツに多く、前下方脱臼がほとんどです。肩関節は一度脱臼を起こすと、その後は脱臼しやすくなり、脱臼の回数を増すごとに軽微な外力でおこるようになり、スポーツ活動ばかりでなく、寝返りのような日常動作でも脱臼が起こりやすくなります。脱臼を整復すればとりあえずは普通に使えるようになりますが、その後も日常生活あるいはスポーツ活動において脱臼を繰り返し、そのために活動が制限されるようならば手術が必要です。 手術ははがれた軟部組織を元の位置に縫いつける方法や、骨や腱で補強する方法などがあります。 |
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肩腱板断裂 かたけんばん だんれつ |
腱板は肩の動きを担う最も重要な組織の一つであり、はっきりとした原因がなくても日常生活動作の中で断裂が起きる場合があります。 怪我や仕事による酷使に伴うものも多いといわれています。「五十肩」と思っていたら「腱板断裂」だったという例が多くあります。腱板断裂の初期は「肩はある程度あがるけど、ある角度やある向きに手を持っていくとズキッとした痛みが走る」といった症状を呈します。 |
肩関節周囲炎 かたかんせつ しゅういえん |
いわゆる「五十肩」。中年以降、特に50歳代に多くみられ、その病態は多彩です。 時間が経つと自然に治ることもありますが、数カ月経っても改善しない場合もあります。 寝付けないほどの夜間痛が出現することもあります。痛みが強い急性期には、消炎鎮痛剤の内服、注射などが有効です。急性期を過ぎたらリハビリを行います。 これらの方法で改善しない場合は、手術(関節鏡)を勧めることもあります。 |
石灰沈着性 腱板炎 せっかい ちんちゃくせい けんばんえん |
40~50歳代の女性に多くみられます。 肩腱板内に沈着したリン酸カルシウム結晶によって急性の炎症が生じる事によって起こる肩の疼痛・運動制限です。夜間に突然生じる激烈な肩関節の疼痛で始まる事が多いです。 ほとんどの場合、鎮痛薬の内服や注射療法で軽快しますが、手術(関節鏡)で摘出することもあります。 |
手
手の整形外科とは
手の外科は、腕・肘・手関節・指などの上肢全体を専門とする整形外科です。
動きが少しでも制限されると、日常の生活やスポーツ活動などに支障が出てきます。
手の痛み ・ しびれ ・ 手の怪我など、使いづらさでお悩みの方はご相談ください。
当院の特徴
当院では手の疾患に対する十分な知識・技術を持った医師が診療にあたっています。
常勤医師の診療をベースに、手の分野で経験豊富な福岡大学病院整形外科「手の外科グループ」との連携により、福岡大学病院医師の診療を受けることも可能です。
代表的疾患・症状
手根管症候群 しゅこんかん しょうこうぐん |
親指から薬指の範囲がしびれ痛みが生じ、夜中や朝早くに症状が強くなり目が覚めます。 これは中高年の女性に多く、非常に多くの方が悩まれています。 |
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肘部管症候群 ちゅうぶかん しょうこうぐん |
初期は小指と薬指の一部にしびれが生じます。 麻痺が進行するにつれて手の筋肉がやせて、小指と薬指の変形が生じます。 |
ばね指 ばねゆび |
指を曲げるための腱のひとつが炎症を起こし腫れが生じます。指を曲げるときの痛み・指の動きが悪くなる・指が曲がった位置で動かなくなるなどの症状が見られます。 指が伸びない状態で放置していると、関節の拘縮が生じるケースもあります。 |
地域の高度専門医療機関との連携
当院では、福岡大学病院をはじめとする様々な医療機関との連携を重視しています。
特に福岡大学病院とは綿密な連携により、専門性の高い手術や治療、
福岡大学病院で手術した後のリハビリテーションなど、スムーズな連携体制を整えています。
福岡市城南区七隈7-45-1
肩・肘・手・脊椎・股関節・膝・足など、各専門グループが皆様をサポートします。
- 山本 卓明
- Takuaki Yamamoto
福岡大学西新病院長
福岡大学病院整形外科 教授
- 専門分野
- 股関節疾患
- 吉村 一朗
- lchiro Yoshimura
福岡大学スポーツ科学部 教授
- 専門分野
- 足の外科・外反母趾
- 前山 彰
- Akira Maeyama
福岡大学病院整形外科 診療部長・准教授
- 専門分野
- 膝関節・関節リウマチ・変形性膝関節症
- 田中 潤
- Jun Tanaka
福岡大学病院整形外科 医師
- 専門分野
- 頚髄・脊髄損傷・内視鏡手術
- 三宅 智
- Satoshi Miyake
福岡大学病院整形外科 医師
- 専門分野
- 肩関節疾患
- 廣田 高志
- Takashi Hirota
福岡大学病院整形外科 医師
- 専門分野
- 手の外科・肘関節外科