今年度のリハビリ教室は10月に腰、12月に膝をテーマに開催してきました。
3回目の今回は「肩」をテーマに、痛くなる前に!違和感を感じた時に!
自分で自分の体を治せるように「予防」の視点から企画してみました。
肩は肩甲骨・上腕骨・鎖骨・肋骨、といくつかのパーツで構成されていて、
さらに広く捉えると首周辺も含み、海外では肩こりを
neck pain(首の痛み)と呼んでいたりします。
この複数のパーツそれぞれの位置(姿勢)や可動性が、肩の動きに影響します。
いずれかの動きが悪くなると、肩の動きが悪くなるということです。
何気ない普段の姿勢ですが、その姿勢を正すことで肩が動かしやすくなることがあります。
皆さんの今の姿勢は肩を動かしやすい姿勢になっていますか?
良い姿勢とはどんな姿勢でしょうか。
皆さんの姿勢を実際に確認してみました。
確認してみると、首が前に出ている方が多くいました。
姿勢が悪い(首が前に出ている)。これは首のストレッチをすることで動きが軽くなります。
体の捻りの可動域(胸郭)も大事なポイント。
肩甲胸郭関節という関節があり、肩甲骨の可動域UPにつながります。
姿勢を修正後、今の肩の動きを確認。
その後、肩甲骨・上腕骨・鎖骨・肋骨のストレッチを行いました。
一通りストレッチを行ったあとに、もう一度肩の動きを確認してもらったところ、
「さっきより腕が上がった」「肩が動かしやすくなった」という声が多数ありました。
今回のリハビリ教室で、
“自分で体をチェックし、自分でケアをして良くする”
ということを実感していただけたと思います。
この実体験が皆さんの肩の痛みの予防になればと思います。
ご参加いただいた皆さん、ありがとうございました。