予防接種への取り組み
ワクチン接種の目的は感染予防です。ワクチンを接種することにより、あらかじめウイルスや細菌に対する免疫を作りだし、病気になりにくくするのです。予防接種を積極的におこなうことで、個人の感染予防や重症化の防止、感染症のまん延を防止するという大きな社会的意義があります。
当院は予防接種に積極的に携わっています。
長年、福岡市の整形外科病院として多くの患者様が当院を頼られてきました。今後は整形外科疾患だけではなく、社会に貢献するためにも地域を守るため・そしてそこで暮らす人たちに安心して過ごしていただけるためにも、インフルエンザワクチンや新型コロナワクチンなどの予防接種に取り組んでいきます。
新型コロナウイルス予防接種
新型コロナワクチン接種の取り組み実績
一般接種 2021年5月~ 延べ約2300人
2022年1月より3回目接種を開始
医療従事者優先接種 2021年5月~7月
近隣のクリニック、調剤薬局、訪問看護ステーション、城南消防署など
福岡市城南区の医療従事者への優先接種 延べ約550人
2022年1月より3回目接種を開始
職域接種 2021年7月〜8月
医師・看護師・薬剤師を派遣し、福岡地所が運営するキャナルシティ博多を
会場とした職域接種 延べ約8000人
2022年3月より3回目の接種を実施 延べ約2400人
インフルエンザ予防接種
インフルエンザとは?
38度以上の発熱、頭痛、関節痛、筋肉痛、全身倦怠感などの症状があり比較的急速に現れるのが特徴です。
併せて、のどの痛み、鼻汁、咳などの症状も見られます。ワクチン接種後、効果が現れるまでに通常約2週間程度かかり、約5ヶ月間その効果が持続するとされています。日本では12月~3月が流行シーズンですので、10月下旬から12月中旬までにワクチン接種をすることをお勧めします。
東振協を利用したインフルエンザワクチン接種
当院は、東振協(東京都総合組合保健施設振興協会)の契約医療機関です。
東振協の補助を利用する場合は、利用券・健康保険証を必ず持参してください。
インフルエンザについて
- 昨年インフルエンザワクチンの接種を受けているが、今年も接種するべきか?
- そのシーズンに流行が予測されるウイルスを用いてワクチンが製造されます。
そのため、毎年ワクチンを接種することをお勧めします。
- インフルエンザワクチンの副反応にはどのようなものがあるか?
- 接種した場所の赤み、はれ、痛みなどが挙げられます。接種を受けた方の10%~20%に
起こりますが、通常2~3日でなくなります。
肺炎球菌ワクチン予防接種 ー高齢者対象ー
肺炎球菌感染症とは?
肺炎球菌感染症とは、肺炎球菌という細菌によって引き起こされる病気で、他の肺炎(インフルエンザ、マイコプラズマ等)よりも重篤な症状を引き起こします。
この菌は、主に気道の分泌物に含まれ、唾液などを通じて飛沫感染します。日本人の約3〜5%の高齢者では鼻や喉の奥に菌が常在しているとされています。これらの菌が何かしらのきっかけで進展することで、気管支炎、肺炎、敗血症などの重い合併症を起こすことがあります。
※肺炎球菌予防接種はすべての肺炎やインフルエンザを防ぐものではありません。
料金
公費対象者 4,200円
公費対症以外 8,800円(税込)
予防接種対象者、公費対象者のご確認
福岡市のホームページ にてご確認下さい。
当院の使用ワクチン
ニューモバックスNP